【STEP1】毎月の支出を「完全固定化」する

家賃などの毎月の支出を固定化する

お金に振り回されないためには、想定外の支出を「想定内の支出」にすることが大切です。その手順と注意点をご紹介します!

勝手に貯まる黒字家計の作り方

STEPは全部で6つ

(※ はこのページで扱う内容です)

毎月の支出を固定する

年間の支出を固定する

毎月の収入を固定する

収支のバランスを調整する

特別支出を用意する

黒字家計を快適に継続する

ふしあな家について
ふしあな家は、夫(40代)ゆう子(30代)の2人家族。共働きです!
各家庭の家計は、子どもや他の同居家族の有無で大きく変わりますよね。『勝手に貯まる黒字家計の作り方』は、家族構成を問わず使える内容になっています。また、一度作成すれば、状況の変化に合わせて修正し、補強していけるものです(「2. 完全固定化の心構え」でも触れています)。なにか参考になる内容があれば嬉しいです。

1. 支出の完全固定化とは

すべての支出が「想定内」なら、不安やイライラは起こりません。すべての支出を想定しておくためには、いつ、どんな、いくらの支出があるかを明確にしておく必要があります。私はこれを(うっすら大袈裟と思いながらも)支出の完全固定化と呼んでいます。

食費を3万円に固定する例
支出が完全に固定化されれば、あらゆる支出が想定内!もうなにも怖くありません!

2. 完全固定化の心構え

なんとなく想定しておく程度では、想定外の支出に打ち勝つことはできません。徹底的に壊滅させることが重要です。ここがゆるいと、いずれまた想定外の支出に振り回されてしまいます。

私は名前のとおりの“ふしあな”なので、支出を固定化した後も、たびたび想定していない支出に翻弄されました。でも、最初から100%うまくはいかないですよね。その都度修正することで、家計がどんどん補強されていきました!

ネット代が漏れていた例
頑張り過ぎは禁物ですが、完全固定化という大袈裟な名前に込めた「徹底的に支出と戦うぞ!」という思いだけ、頭の片隅に置いてもらえたら嬉しいです。

【手順1】項目を洗い出す

支出は、月単位と年単位で考えていきます。まずは、毎月の支出です!
「毎月の支出」は毎月発生する可能性がある支出すべてです。リストアップなんて軽い気持ちではなく「洗い出す」!洗い出しの精度がとても大切です!

項目例

毎月、どんな支出があるでしょうか?家計簿をつけている方は簡単ですね。参考に、我が家の項目を記載します!

ふしあな家(2人家族)の場合

  1. 家賃
  2. 公共料金
  3. 日用品
  4. 医療保険
  5. 自動車保険
  6. 携帯&インターネット
  7. 食費
  8. お小遣い(夫)
  9. お小遣い(ゆう子)
  10. ガソリン(夫)
  11. ガソリン(ゆう子)
  12. 返済
  13. 車ローン(夫)
  14. 車ローン(ゆう子)
  15. 医療費
  16. ETC(夫)
  17. ETC(ゆう子)
  18. 雑費

曖昧な項目に注意

月によって発生したり発生しなかったりする、曖昧な項目があります。ふしあな家の場合は、15~18の項目(医療費、ETC、雑費)です。こういう項目こそ要注意です!この項目を漏らしてしまうと、想定してなかった!という事態に陥り、不安やイライラの原因になります。

医療費が隔月で発生する例
毎月発生する可能性があるなら、必ず項目に挙げておきましょう!

【手順2】金額を設定する

次に、各項目の金額を決めます。家賃や住宅ローン、保険料などは定額なのでOKですよね!1円単位の端数は丸めた数字にしましょう。以下、注意点です!

金額に波がある項目

日用品など、月によって波がある項目がありますよね!毎月同じものを買うわけでもないので、少ない月、多い月があります。この場合、かかり得る最大金額を設定するのが理想です。そうすれば、お金が余ることはあっても、足りないことはありません。でも、それだと家計が回らないという場合は、平均した金額を設定してもOKです。

日用品の平均と最大を計算する例
ただし、平均した金額を設定した場合は、余った月の分を足りない月まで残しておく必要があります。

最大金額(または平均よりやや多い金額)を設定しておく方が、お金が不足する可能性は低いですし、考えたり管理する手間もかからないです!初めは状況に合わせて設定し、いずれ余裕ができたら見直す(増額する)項目として、チェックしておきましょう!


低く見積もらない

最も重要なのは、金額を低く見積もらないことです!低く見積もると、必ず不足する月が出てきてしまいます。「あれ?日用品が2,000円オーバーしちゃったよ!」というちょっとした想定外で、簡単に家計が崩壊します。

日用品の金額を低めに固定する例
低めに見積もっていないか、最後に改めてチェックしましょう!

【手順3】支出を合計する

各項目の金額が決まったら、すべて足して合計を出します!この合計額が毎月必要な金額ですね。

表計算ソフトを使う

【はじめに】のページでご紹介した「勝手に貯まる黒字家計(Excel)」を使用する場合は、以下のように入力します!

【はじめに】「勝手に貯まる黒字家計の作り方」ができるまで

下記のExcelファイルの1つ目のシート「毎月の収支の一覧」に、項目と金額を入力しましょう。サンプル(ふしあな家の場合)もご参照ください!


全STEP一覧勝手に貯まる黒字家計の作り方