【STEP2】特別支出を「完全固定化」する

レジャー費などの不定期な支出を固定化する

毎月の支出に続いて、次は年間の支出(特別支出)を整理します。手順と注意点をご紹介します!

勝手に貯まる黒字家計の作り方

STEPは全部で6つ

(※ はこのページで扱う内容です)

毎月の支出を固定する

年間の支出を固定する

毎月の収入を固定する

収支のバランスを調整する

特別支出を用意する

黒字家計を快適に継続する

1. 特別支出とは

年に1回、半年に1回など、頻度が低い支出や、年に数回などの不定期な支出特別支出と呼んでいます。「毎月の支出」のように、毎月発生する可能性は低い支出です。

特別支出はどのように特別か
「毎月の支出」(毎月発生する可能性があるもの)として挙げた以外の、すべての支出を指します!

【手順1】項目を洗い出す

毎月の支出と同様に、徹底的に洗い出していきます!

項目例

それでは、ふしあな家の項目を挙げてみますね!

ふしあな家(2人家族)の場合

      火災保険
      NHK受信料
      家電の買い替え

      車検(2台分)
      自動車税(2台分)
      タイヤ保管料(ゆう子)
      タイヤ交換(夫)
      オイル交換(2台分)

    交際費・贈り物

      冠婚葬祭(交通費含む)
      お中元・お歳暮
      友人への贈り物
      父の日・母の日
      バレンタイン(会社)
      年賀状
      帰省時の交通費
      (ガソリン・高速・ETC)
      帰省時の手土産

    日用品

      下着・靴下
      コンタクトレンズ
      仕事着
      布団や冬物のクリーニング

    その他

      レジャー
      お盆にかかる飲食代
      友人との新年会
      予備

洗い出すコツ

毎月の支出と同様に、項目を漏らさず洗い出すことが大切です。毎月の支出より項目が多いので、ちょっと大変ですよね。どんな項目があるか思い出すのが難しい時は、以下の3つの視点から考えていくといいですよ!

  1. 1月から順に出来事を振り返る
  2. (お正月、お花見、母の日等)
  3. 物で考える
  4. (家・車・洋服等)
  5. 通帳やカードの明細を見る

特に忘れやすい支出

特に漏れてしまいがちなのが、あまり高額ではない支出です。これが重なると大きな打撃となって、家計を狂わせます。

私もたくさん漏れていて、そのたびに「このふしあなめッ!」と叫んでは、コツコツ修正してきました。例えば、車のオイル交換がその一つです。1回4,000円程度ですが、年に3回支出するとすればなかなかの金額です。

忘れやすい項目の例
他にも、帰省時の手土産、友人との新年会など、後から気付いて追加しました。

【重要】何を特別支出にするか

項目を挙げていくと、これは特別支出…?と悩む瞬間があります。
例えば、さきほど例に挙げた帰省時の手土産や、友人との新年会。これは、少額だし回数が少ないし、その月のお小遣いで出すことにして、特別支出にしないという選択もアリです。

ただ、私の場合は「そんなこと本当にできるの?」と自分に問いかけました。この問いかけをしてこなかったことが自分の甘さだと、特別支出を決める過程で気付きました。

特別支出にするか迷う項目の例
もし、絶対にお小遣いから出せる!という自信が持てなければ、特別支出にすることをオススメします!

【手順2】金額を設定する

次に、各項目の金額を決めます。税金などは、ほぼ定額なのでOKですよね!1円単位の端数は丸めた数字にしましょう。金額を決めるにあたり、いくつか注意点があります!

数年に1回の支出

数年に1回発生する支出がありますよね。例えば車検は、2年に1度です。この場合は、2で割って1年分を金額として設定しましょう(車検の見込み額を12万円とする場合は、年6万円といった感じです)。


【重要】低く見積もらない

毎月の支出と同様に、とにかく低く見積もっていないかチェックしましょう!特別支出は毎月の支出以上に、見立てが甘くなりがちです。

例えば冠婚葬祭は、こちらの都合では調整できない支出です。「結婚式に1回呼ばれたとして、3万円かな!」と思っていたら、遠方の結婚式で交通費がかかったり、思いがけずにもう1件お呼ばれしたり。

冠婚葬祭費を低く見積もる例
言い始めたらキリがないのですが、せめて想定できる最低額と最高額の平均値の金額を見込んでおくと良いかと思います。

とは言え、始めてみて、都度修正して補強していくのが基本です!あまりこだわり過ぎずにいきましょう!(<2. 完全固定化の心構え>でも触れています)


予算見直しのチャンス

特定支出の金額は、自分の気持ち次第でいくらにでも設定できてしまうものです。例えば、交際費や贈り物は上限がありません。

ふしあな家の項目に父の日・母の日があります。両家で年4回です。贈り物の金額を設定(固定)してしまえば、それを超える事はありません!上限が無いと、思い付きで高額なものを買ってしまったりします(私だけかもしれません…)。

交際費を高額に設定する例
また、決めた金額の中で工夫して、あれこれ考えるという面白さもあります!

金額を決めておきつつ、予算オーバーだけど今年はどうしてもコレを贈りたい!というものがあれば、臨機応変に調整する。その方が楽しい気持ちで贈り物ができるような気がします!

【手順3】支出を合計する

各項目の金額が決まったら、すべて足して合計を出します。この合計額が毎年必要な金額です!

表計算ソフトを使う

【はじめに】のページでご紹介した「勝手に貯まる黒字家計(Excel)」を使用する場合は、以下のように入力します!

【はじめに】「勝手に貯まる黒字家計の作り方」ができるまで

下記のExcelファイルの2つ目のシート「特別支出の一覧」に、項目と金額を入力しましょう。サンプル(ふしあな家の場合)もご参照ください!


全STEP一覧勝手に貯まる黒字家計の作り方